豊胸をプチ整形で?
今年の日本は、東日本のみならず、夏に向け全国的に電力不足、エネルギー不足が懸念される状況にあるわけですが、各企業ともすでに夏の節電対策をスタートさせていることと思います。特に夏場の冷房需要の縮小が最大課題となることは必至であって、クールビズの推奨はその最右翼と申せましょう。男性はいいですよね。いざとなれば上半身を露出しても社会的にも法律的にもOKなのですから。そんな男性には当然ですが、豊胸も無関係です。
問題は女性です。薄着になればどうしてもボディラインは強調されますし、補正下着もバレバレになってしまいます。何より女性の場合、薄着になったとしてもブラをしている限りそれほどクールビズ効果は体感できないという問題があります。かつてはノーブラでTシャツというスタイルもアリだったのですが、そうも言っていられないのが昨今の状況。ましてボディラインに自信のない向きには、過酷な季節と言えるでしょう。極度の「微乳」では先年大流行したシリコン製粘着式ブラも装用不可能。そこで豊胸、というわけです。
豊胸というとすぐ「巨乳化」というのがこれまでの相場でしたが、いまどきの流行りはバストの「美乳化」です。相変わらず草食系男子が多い我が国とはいえ、一頃のように猫も杓子も巨乳派という時代でもなくなってきました。むしろ現代の理想は「スレンダーな体型にアクセントとなる美乳」なのだそうです。もともとバストに恵まれている人はこの際無視するとして、問題はせっかくスレンダーなのにアクセントに乏しいという人たちです。薄着になっても性別が判然としない、などというのは悲し過ぎます。
あまり極端に乳腺が未発達である場合、補正下着やパッドを着用してもすぐずれてしまうなど、なかなか問題が多いようです。確かにここまで来るとプチ整形ではほとんど変化が感じられず、むしろ本格的なインプラントによる豊胸が推奨されるのですが、夏限定、ということであればプチ整形による豊胸で、とりあえず下着や水着がずれにくくなったり、パットがうまく乗りやすくなったりという効果もあるわけです。
立派というほどではないが、そこそこ「微乳」であるという人の場合、これはプチ整形による豊胸で充分谷間が生じます。それどころか腕の良いドクターに掛ると「微乳」が立派に鑑賞に堪えうる「美乳」へとランクアップすることも夢ではありません。そしてここが肝心ですが、我が国で美容整形に携わるドクターのほとんど全員、腕が良い人たちばかりなのですね。